高みを見ろ-。巨人の元木大介作戦兼内野守備コーチ(50)が目標設定レベルのランクアップを推奨した。5年連続30本塁打を記録するも夏場に打撃不振で不動の4番を外れた岡本和へ「30本は素晴らしい。でも(ヤクルト)村上くんは50本以上打っている。塗り替えるぐらいの成績を出すようにやってほしい」と期待を込めた。

いまひとつ突き抜けない中堅、若手には活を入れた。一塁・中田、二塁・吉川、三塁・岡本和、遊撃・坂本が不動になっている現状を踏まえ「『引退いつかな』と待っているんじゃなくて『いる時に抜いてやる』と、まず気持ちを変えないと」と奮起を促した。

レギュラーへの段階としてまずは確固たる2番手に座るべきだとし、広岡、中山、北村、香月、湯浅の名を挙げ「チャンスがある」と期待した。

外野でも変化の兆しが。代走要員が多かった増田大や外野手転向を宣言した増田陸がレギュラー奪取を掲げるなど、自ら声に出して目標を表明する姿に「言えるようになってきた」と目を細めた。

「やっぱり気持ちが変わらないと」と何度も強調。「先輩から食事に誘われたらなかなか断れないと思うけど、グラウンドでちょっと来いよって言われても『バット振りますから』と断れる、そういう気持ちでね」。プロ野球選手としての「マインドセット」の設定レベルが成功への扉を開ける。【三須一紀】

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