楽天則本昂大投手(32)が、新戦力の台頭に期待した。今季は則本の他に、田中将や岸、辛島ら30代の先発投手が主にローテーションを回った。「純粋にローテが変わらないのはいいこともありますが、もっと出てきてほしいなという気持ちはある」と願った。

藤平や高田孝、松井友、鈴木翔らが、来季の飛躍を狙っている。今秋のドラフトでは支配下で指名した6人のうち、5選手が大卒・社会人の投手。来季11年目のエースとして、投手陣全体を見渡す。「もう1個2個、これだというものをつかめば、一気にくる若い選手が多い。それをつかむまでは時間がかかるかなと思うが、ポテンシャルが高い選手は多い。僕もサポート(したい)」と協力は惜しまない。

教えることで、自らの考えを整理することにもつながる。「僕自身も勉強しないと若手に教えられない。僕も勉強している。いい時間になっている」。相乗効果でチームの底上げを図る。【湯本勝大】

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