西武の新人10選手のうち3選手が6日、埼玉・所沢市の若獅子寮に入寮した。
ドラフト1位の早大・蛭間拓哉外野手（22＝浦和学院）はオーダー枕とマットレス、早大徳武コーチからの色紙に加え、群馬県のマスコットキャラ「ぐんまちゃん」のぬいぐるみを満を持して同行させた。群馬・桐生出身で「大学に来たときからずっと持っていて、群馬も大好きでぐんまちゃんも大好きなので」とうれしそうに、筋骨隆々の胸を張った。
同4位の亜大・青山美夏人投手（22＝横浜隼人）は「俺は亜細亜だ」と書かれた赤いタオルでアピール。「4年間丸刈りで、気合だけはどこの大学にも負けてないと思いました。練習も厳しい期間がありましたが、そこを乗り越えて良い結果がでたので、結果を出すためには苦しいことも必要だと学べたと思います」と亜大魂を口に。長髪投手も多い西武に入団するが、自身の髪形については「これから考えていこうかなと」と笑った。
育成ドラフト4位の法大・是沢涼輔捕手（22＝高崎健康福祉大高崎）は堂々と腕を振っての“入寮行進”で登場。「非常にきれいな部屋だったので、汚さないようにしっかり清潔に使っていきたいなと思います。高校大学7年間、寮生活だったので、基本的な自分のことは全部できると自信を持っております」と断言。「広大な土地に大きなドームがあり、自然に囲まれて、自分の育った土地もけっこういなかなので。自分のホームグラウンドのような気持ちです」と空気を胸いっぱいに吸い込んでいた。【金子真仁】
