先発に転向するソフトバンク藤井皓哉投手(26)が「モイネロカーブ」の習得を目指す。

昨季はセットアッパーなどで55試合に登板したが、直球とフォークが中心だった。元々、カーブは持ち球だが「昨年はカーブを1球も投げていない。先発をやっていく上では必要になってくると思うので。モイネロのようなカーブを投げたい」と、助っ人左腕の独特の軌道を描く鋭い魔球を理想に掲げた。

昨季中にカーブのコツをモイネロ本人から聞いたが「聞いても理解できなかった。難しかった」とまだつかめていない。「打者がのけぞる感じがあるので、それがほしい。実際に対打者に投げていかないとわからないところはありますけど、ゆくゆくはそういうところを目指していきたい。モイネロから聞いたことも頭の片隅に置いておいて。いつか分かることがあるかも知れないので」。試行錯誤しながらモノにする意気込みだ。

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