日本ハムが10日午前に、FA移籍した近藤健介外野手(29)の人的補償として、田中正義投手(28)を獲得する意思をソフトバンクへ通知したことが分かった。9日に千葉・鎌ケ谷の球団施設で新庄剛志監督(50)や稲葉篤紀GM(50)ら球団幹部らが最終協議し、田中正の獲得する方針を固めていた。新庄監督も「大学時代のように復活できるかどうか」と名前は挙げずとも魅力を口にしていた。

日本ハムにとっては16年ドラフトで1位入札しながら5球団競合の末に入団交渉権を獲得できなかった右腕と、8年越しで縁が結ばれることになった。