広島栗林良吏投手(26)がマツダスタジアムに隣接する屋内練習場で自主トレを公開した。キャッチボールや、内野ノックでは伸びのある球を投げるなど、仕上がりの良さを見せた。
濃厚とみられるWBC出場には「もちろん選ばれて、参加して、みんなと一緒に戦いたいという気持ちもあります。そういう気持ちを持ってオフシーズンも過ごしてたので、もちろん選ばれたら頑張りたいなという気持ちがあります」と話すにとどめた。
救援失敗なしの1年目から、昨季も2敗31セーブ、防御率1・49の好成績を残した。4月までの10試合は1敗5セーブ、防御率3・00でスタートした昨季序盤を反省材料に挙げ「開幕で出遅れましたし、キャンプも少し出遅れた。今年はそういうことなく、オフは過ごせているのかなと思います」。
昨オフの反省を生かして今年は早めに仕上げ、今月中にブルペン入りを予定する。
今オフは平均球速アップを目指して筋力強化と並行しながら投球フォームの精度向上に取り組んでいる。今季は1年目のように「セーブシチュエーションで失敗しない」ことを目標に掲げる。
「昨年は試合に投げたい、投げたいと、ある程度全部の試合で準備していましたけど、今年こだわるところは自分の仕事場で結果出すことだと思っている。与えられた仕事場で、100%のパフォーマンスを持っていければいい」
投げることよりも「負けないこと」だけを考える。新井新体制下で唯一ポジションが確約されている守護神が、再び「失敗しない男」となる。【前原淳】



