チーム史上初のリーグ3連覇を目指すヤクルトが、今季も6人以上で先発ローテーションを組む公算が高まった。

伊藤智仁投手コーチ(52)が「1年間(先発)6人で回ってくれれば理想ですけど、そんな戦力はいないので。ある程度余裕をもってというか、枠を空けてリリーフを補充しながらという今までのシステムになるのかな、という感じはしています」と話した。

また守護神マクガフが退団し、白紙となっている新守護神については「固定できればベストかもしれないですけど、出来なかったら日替わりでも、当番制でも何でもいいと思います。今までクローザーが抜けた次の年、なかなか決めきれずにチームが低迷するのを僕も経験しています。そこはいろんなことをやっていいのかな」と現時点での見通しを明かした。

今季の先発陣はエース小川、3月のWBC日本代表に内定した高橋を軸に、来日3年目のサイスニード、球界最年長の石川、2年目の山下、ドラフト1位の即戦力右腕・吉村、昨季キャリアハイの8勝を挙げた原、移籍後最多の7勝をマークした高梨らがローテ候補。そこに新外国人の右腕エスピナルと左腕ピーターズが割って入る。

また新守護神には、昨季主に8回を任された清水、マクガフの前に守護神を務めた石山、移籍3年目の左腕田口、昨季大ブレークした木沢が名乗りを上げている。

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