巨人の“実戦本格サバイバル”が2月12日から始まる。新シーズン最初の実戦となる紅白戦を宮崎キャンプ中の同日に実施。1軍が沖縄・那覇に移動した同17日にも紅白戦2戦目を行う。

12日の紅白戦は1、2軍合同での実戦で若手にとっては、沖縄行きをかけたサバイバルの場となる。阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(43)は「アピールの場じゃないけれどそういう場を与えて、1軍でスタートしている子の出来もみたい。競争意識も持ってほしいし。そこであまりにもどうしようもなかったから1軍スタートでも置いていく、という入れ替えはないとは言えない。そういう場だと思って、2軍から来る選手は頑張ってもらいたい」と熾烈(しれつ)な競争を期待した。

一方ベテラン勢には17日の那覇での紅白戦に照準を定めてもらう。阿部ヘッド兼バッテリーコーチは「その時はもうメンバーが絞られてるから、ベテラン陣もその時には出られるように、そこにちゃんと調整していきましょうという話をした」と説明した。

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