西武岸潤一郎外野手(26)が20日、故障からの復活を誓った。埼玉・所沢の球団施設で自主トレ。昨季は開幕から6月まで45試合出場も、その後は1軍昇格は果たせず。8月に股関節痛が悪化してリハビリ生活のままシーズンが終わっていた。

「現時点で2軍以下というか、ケガ人スタートなので。しっかり体を整えて勝負を。そもそも勝負できる体に持っていきたい」と、今はコンディションを上げることが最優先。年始から早期復活への思いを行動に移していた。

岸 ここ(球団施設)が開いた1月5日からやっています。本当は、たぶん13時開寮やったんですけど、自分は11時くらいに来ちゃって。でも、駐車場に岡田さんの車が止まっていたんで、もう開いてると思って入ったら、寮長に「8時半から来てるやつがおるからええよー」って(笑い)。「じゃ、入りまーす」って、その日から練習を開始しました。ただでさえ、ケガで出遅れているので、できるだけ早く復帰したい気持ちがあって、やってましたね。

昨夏以降は走ることも制限されてきたが、年末年始は近くの公園で走ったりするなど、徐々に状態は回復。「(現状は)マックスまではいっていないですけど、しっかり動ける範囲では来ているかなと思います」。今季はスラッガー社の用具に一新。巻き返しの1年のテーマカラーはオレンジに決めた。この日も、グリップ部分が明るいオレンジ色の新バットでマシン打撃を敢行。「100試合以上しっかり出られるように頑張りたい」と意気込んだ。

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