“ヒロミカット”で4年目の飛躍を狙う。19年のドラフト1位、日本ハム河野竜生投手が、WBCの侍ジャパンに内定した伊藤大海から教わった秘密兵器を特訓中だ。21日、自主トレを行う千葉・鎌ケ谷でブルペン入り。「2月1日の紅白戦で(カットボールを)1球ぐらい投げたい」と、意気込んだ。

先発にリリーフにと、使い勝手のいい左腕。昨季終盤、伊藤にカットボールの投げ方を師事した。握りを変え、球速が上がり、変化の小さい、より真っすぐに近い球に。もともと投げていた自身の同球種も使いながら、有効活用する予定で「打者の反応を見るのが楽しみ」と、実戦での投球を心待ちにした。

昨年9月中旬、新庄監督から「8キロ減量」の指令を受け、有酸素運動前にブラックコーヒーとサプリメントを摂取。約2カ月で目標の数値を軽々と達成した。肉体改造に加え、新球習得で勝負に出る。

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