中日の新外国人、アリスティデス・アキーノ外野手(28=レッズ)が21日、大阪・関西空港着で来日した。

メジャー通算41本塁打のアキーノは、メジャーのシーズン終了後に母国ドミニカ共和国でのウインター・リーグにも参戦。来日直前までウエートトレ、打撃練習を継続した。

レッズ時代には、カブス時代のダルビッシュ有やツインズ前田健太らとの対戦経験もあるが、同郷のアルモンテら日本での野球経験者にも、初参戦する日本プロ野球の情報を収集。

「2月1日を待ちきれない。みんなにすぐにでも会いたい。入団したことで、みんなで盛り上がれるようにしたい。日本の教育とか、よく働くこととか。日本の文化とかもすごく吸収したい」と意気込んだ。

この日、愛知・大府市の大府市民球場で少年野球大会「立浪和義杯」の表彰式に出席した立浪監督も「少々粗さがあっても長打は期待したい。30本塁打は目標にして欲しい」と期待。沖縄キャンプでは、実戦重視で日本野球に順応させる方向だ。

○…アキーノは広島秋山をリスペクトしている。20年からの2シーズン、レッズの同僚としてプレー。「素晴らしい人間性を持った選手。日本語も教えてもらった。戦う人だった。自分も日本でチームの役に立てるように一生懸命がんばりたい」と振り返った。2月26日には広島とのオープン戦(北谷)も予定されている。再会時のあいさつは、秋山から習った「会えて良かった」になりそうだ。

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