中日立浪和義監督(53)が22日、新助っ人の来日翌日に異例の個人面談を行った。

大砲候補の新外国人アリスティデス・アキーノ外野手(28=レッズ)は前日21日に来日したばかり。にもかかわらず、指揮官は昼に静岡・浜松市内でトークショーに参加した後、「今日、アキーノと焼き肉を食べてきますよ」と明かした。

21日に関西国際空港に来日したA砲は「せっかくドミニカ共和国に来てもらった時に(立浪監督に)直接あいさつできず残念だった。今回はあいさつしたい」と直接対面を要望。そんなラブコールに、たった1日で応えた形だ。

アキーノはメジャー通算41本塁打。ウインター・リーグにも参戦したが、11月に現地視察した立浪監督とはすれ違いだった。それでも指揮官は「雰囲気はあるじゃないですか。性格も非常にいいと聞いている。何とか日本で成功したい気持ちもあるというふうに聞いてます」とイメージ。日本野球、文化を吸収したいと話す新助っ人の性格などを分析し、大砲候補として期待している。

強肩強打のA砲には、キャンプで実戦重視で経験を積ませる方針を打ち立てる。「本人も自覚を持ってやってきている。まず環境に慣れることが一番先」。期待値の高さが、指揮官を“直接出馬”に駆り立てた。【伊東大介】

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