楽天ドラフト1位の荘司康誠投手(22=立大)が、潜在能力を見せた。キャンプ初日から、他の新人3投手とともにブルペン入り。ブルペン捕手に座ってもらい、33球を投げた。カーブやカットボール、フォークを織り交ぜながら、感覚を確かめた。新人合同自主トレ期間中に状態が落ちていたが、「今日はすごくいい動きができた。感触的には今まででは一番良かった」とうなずいた。

まだまだ出力を上げていかないといけない段階。それでも石井監督は「自分のプランを持ってやっていければ、プロでしっかりと成功できる球質は備えている。そういうことは見えた」と高評価だった。投球のタイミングや、体の動きの精度をさらに高め、キャンプ中の対外試合登板の機会をうかがう。荘司は「実戦が一番経験になるというか練習になるので、そこは投げたい。いい調整をしたい」。アピールして、開幕ローテーション入りを狙う。

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