ロッテの内田順三臨時打撃コーチ(76)が1日、沖縄・石垣島での春季キャンプで、ユニークで変わり種の熱血指導をスタートした。

打撃練習が行われているメイン球場は“内田塾”の会場となった。バットの先にゴムチューブを付け、新体操のリボン競技のような状態のバットでスイングしたり、ソフトボールで置きティー打撃をしたりと“秘策”を繰り出した。指導を受けた藤原恭大外野手(23)はゴムチューブ付の“新バット”を手に「スイングの軌道を教えていただいた。レベルスイングですね」とボールを捉える空間を広げる助言を心に留めた。中村奨吾内野手(31)はソフトボールでの打撃に関し「押し込みとか、打感の強さとか、ソフトボールだとバットに乗せて押し込む意識を強く持てるという話をしてもらった」と説明した。

吉井理人監督(57)も「いろいろな知識を持ってはる人なので、若い子たちが自分に合っているものをチョイスして、練習に取り組んでくれたらいいなと思います」と期待を寄せた。【鎌田直秀】

ロッテニュース一覧はこちら―>