阪神カイル・ケラー投手(29)は、報道陣と一緒に黙々と地面に転がった豆を拾った。

この日、3日の節分を前に豆まきを体験。来日2年目ながら、昨年はキャンプ後の来日でこの日が初体験だった。「楽しかった。投げられる側は痛いと思うのでそれは申し訳ない」と、鬼に扮(ふん)した報道陣へ優しい言葉も掛けた。

写真撮影を終えると、散らばった豆をカメラマンらと一緒に拾って後片付け。サッカーW杯では試合後にスタンドを掃除する日本サポーターの姿が世界で賞賛されたが、異文化に触れながら活躍する助っ人にも日本の心が浸透していると感じた(撮影・上山淳一)