広島新井貴浩監督(46)が5日、ペイペイドームに設置された故・門田博光氏の献花台に花を手向けた。球場入りすると、すぐに第5ゲート前に設置された献花台に足を運んだ。花を手向け、目をつぶって手を合わせた。その後はしばらく献花台に立てられた写真や輝かしい実績が書かれたボードなどを静かに眺めた。「甲子園でお会いしたときに“頑張ってね”と声をかけていただいたことが思い出に残っています。通算成績を見ると、あらためてすごいなと。偉大な先輩だったんだなと思います。辞める間際までマシンの球速を一番速く設定して、すごく近くでバンバン打っていたという話が印象に残っています」。名球会の先輩でもある故人を悼んだ。

門田氏は南海やダイエーなどでプロ野球歴代3位の通算567本塁打を放ち、1月に74歳で死去した。