日本ハム西村天裕投手(29)とロッテ福田光輝内野手(25)のトレードが成立した。6日、発表された。

西村はNTT東日本から17年ドラフト2位で日本ハムに入団。1年目から中継ぎで活躍し、ルーキーイヤーの18年は26試合で2勝2敗1セーブ、8ホールド、防御率3・52だった。その後のシーズンも登板を重ね、昨季は18試合で0勝0敗、防御率4・98。通算122試合で3勝2敗1セーブ、12ホールド、防御率4・01だった。スライダー、スプリット、カットボールを主に投げ、ロングリリーフも可能だ。

福田は大阪桐蔭、法大を経て、19年ドラフト5位で入団。1年目の20年に15試合に出場し、2安打をマーク。通算28試合の出場で打率1割2分2厘、0本塁打、1打点。

西村のコメント「5年間素晴らしい環境でプレーさせてもらい、感謝しています。大した成績を残せなかったですけど、ファンの皆さんに応援してもらったことは忘れません。1年目に2試合連続で初勝利、初ホールドを記録した時の大きな声援は鮮明に覚えています。同じパ・リーグですし、エスコンフィールドで投げて、あいつ頑張っているなという姿を見せたいです。マリーンズでは、チームの力になれるよう一生懸命腕を振りたいと思います。皆さんに応援していただけるよう頑張ります。また球場でお会いしましょう」

◆西村天裕(にしむら・たかひろ)1993年(平5)5月6日生まれ、和歌山市出身。和歌山商-帝京大-NTT東日本を経て、17年ドラフト2位で日本ハム入団。18年3月30日西武戦で初登板。同年4月7日ロッテ戦で初勝利。通算122試合、3勝2敗1セーブ、防御率4・01。今季推定年俸1900万円。177センチ、92キロ。右投げ右打ち。

◆福田光輝(ふくだ・こうき)1997年(平9)11月16日生まれ、大阪市出身。大阪桐蔭では甲子園に3度出場し、2年夏に優勝。法大を経て19年ドラフト5位でロッテ入団。20年6月19日ソフトバンク戦でプロ初出場。通算28試合、5安打、0本塁打、1打点、打率1割2分2厘。今季推定年俸800万円。176センチ、80キロ。右投げ左打ち。

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