ロッテ田村龍弘捕手(28)が、2安打2打点の活躍でオープン戦初勝利を呼び込んだ。6日の侍ジャパン強化試合阪神戦では「たっちゃん」の愛称を持つヌートバーが先制打で勢いをつけたが、“ロッテのたっちゃん”「龍弘(たつひろ)」の一打も、打線につながりを生んだ。

2回裏、日本ハムのノーヒッター右腕ポンセに対し「ツーシームが良い投手なので反対方向に。詰まっても良いくらいの気持ちで」と思惑通り右前に運んだ。チームにとって初戦の4日ヤクルト戦で初回に平沢が2ランを放って以降、19イニングぶりのタイムリー。4回にも右中間へ2打席連続適時打を放った。

18年には全143試合に出場したが、近年は度重なるケガに泣き、昨季は若手躍進も重なってわずか出場2試合の屈辱も味わった。「打撃に関してはアピール出来ている。出た時に自分の仕事が出来るように。それは週1、週2、全部でも変わらない。ケガさえなければ出来ると思う」と体の管理を重視する。

本拠の大歓声には「本当に力になる」と感謝も、「アドレナリンが出過ぎたらケガが怖いので気をつけます」と冷静に。「たっちゃん」はコショウ(故障)なしで、松川、佐藤都らとの競争に挑む。【鎌田直秀】

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