開幕ローテーション入りが確実の阪神大竹耕太郎投手(27)が古巣相手の登板で仕上げに入る。

21日のウエスタンリーグ・ソフトバンク戦(鳴尾浜)に先発。100球をめどに「自分の苦手な配球と直球をコーナーに投げ分けたい」とテーマを掲げた。昨オフに現役ドラフトで移籍し、5年間在籍した古巣との対決が早くも実現。「知ってるヤツばっかりなので、内角が投げやすいかなという感じです」と冗談交じりに話した。

敵将となった小久保2軍監督とは登板後、毎回投球を振り返った。タテジマのユニホームになっても、助言を積極的に聞きにいくつもりだ。「投げ終わった後に感想とかも聞けると思う。相手目線だと、どう打ち崩していくかは気になります。フィードバックもリーグも違うので、惜しみなくできる」。古巣の力も借りながら、登板有力の4月5日広島戦(マツダスタジアム)へ準備を進める。

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