今季から先発転向する西武平良海馬投手(23)が、17イニング無失点でオープン戦を終えた。

この日も3イニングを投げ、5奪三振。「(無失点は)シーズンで続けていきたいですね」と充実の表情だ。多彩な球種を早いテンポで投げ、DeNA打線に的を絞らせなかった。

ブルペンで多くの球数を投げず、イニング間のキャッチボールを最小限に。リリーバーとして平良が行ってきた調整は、エース高橋光成投手(26)らの先発陣にも刺激になっている。

「1つ挙げるとしたら、球速をもっと上げたいかなというのがあります」と、150キロ台を連発してもまだ上を目指す。開幕3戦目、4月2日のオリックス戦(ベルーナドーム)の先発が有力だ。「全てが新しくなるので、いろいろ楽しんで頑張っていきたいと思います」と先発で挑むシーズンを心待ちにしている。【金子真仁】

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