開幕戦の第1打席から“村神様”が降臨した。ヤクルト村上宗隆内野手(23)が1回2死二塁で迎えた今季初打席。カウント2-1から広島大瀬良の低めカーブを左膝が地面につきそうなぐらい姿勢を低くしながら見事に捉え、先制2ランをバックスクリーン左にたたき込んだ。

プロ6年目で開幕戦アーチは初。右手人さし指を一塁側ベンチに向け掲げ、ダイヤモンドを回り「打ったのはカーブです。さあ行こうか!」と今季のチームスローガンを交えながら喜びを表現した。

今季の目標を「キャリアハイ」と定める。昨季、史上最年少3冠王となった56本塁打、134打点、打率3割1分8厘の全てを超すつもりで入ったシーズンの初戦で、幸先の良いスタートを切った。

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