試合開始に先立ち「開幕戦セレモニー」が行われた。今年のソフトバンクは人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とコラボレーション。ロッテの選手とソフトバンクのベンチ入り選手が入場を終えると、場内が暗転。ビジョンにエヴァンゲリオンの映像が流れた。

葛城ミサトが「2023年3月31日、いよいよ開幕戦よ」と呼びかけると、碇ゲンドウが「戦力は整った。今年は勝つ。必ずや優勝するんだ」と重低音を響かせた。ミサトの「福岡ソフトバンクホークス、発進」の声に合わせて、ホームベース付近に歌手の高橋洋子が登場し、オープニングテーマの「残酷な天使のテーゼ」を熱唱。バックスクリーンからは、エヴァンゲリオン初号機とともにソフトバンクのスタメン選手たちが姿を現した。

3番柳田、4番栗原はロンギヌスの槍を手にし、昨年はみこしに乗って現れた藤本監督は、エヴァンゲリオン初号機の前にドンと構えて座った。

球団によると「あらゆる作戦で難敵に立ち向かい、逃げることなく未来を切り開くエヴァンゲリオンの世界観と、充実した戦力をそろえて3年ぶりの日本一奪還を目指して戦う今季のソフトバンクが共感し合い、今回のコラボレーションが実現に至った」という。

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