日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長が31日、亡命騒動渦中の中日ジャリエル・ロドリゲス投手(26)について言及した。

昨季最優秀中継ぎのロドリゲスは、キューバから亡命してMLB球団との契約を模索していると報じられ、予定の29日に来日しなかった。中日に復帰しないことは、中日及び代理人を務めるキューバ連盟に対する重大な違反。キューバメディアは、同連盟が1000万ドル(約13億5000万円)の違約金を要求するとも伝えている。

対応を問われた井原事務局長は「契約の内容なんであまり言えない」とした上で、「球団とキューバ当局と選手の3者契約ですので、NPB事務局の方でどうのこうのっていうのはなかなかできない。その3者で解決していく案件だと考えています」と話した。