ソフトバンクが5連敗を喫し、4位に転落した。

連敗阻止へ先発した大関友久投手(25)が4回98球2失点。5戦連続で先発投手が5回を持たずKOされた。主砲柳田悠岐外野手(34)に待望の今季1号2ランが飛び出したものの、開幕3連勝のロッテに敵地でスイープされてしまった。藤本ホークスとなって初のBクラス転落。仙台、東京、所沢、千葉と続いた長期ロードは1勝6敗。地元福岡から巻き返すしかない。

   ◇   ◇   ◇

ソフトバンクは旅の終わりも白星を手にできなかった。単独首位に立ったロッテ応援団の沸き立つ大歓声が耳に痛い。試合後、スーツ姿で移動用のキャリーバッグを手にした藤本監督は不機嫌そのものだった。

「(先発の大関は)リズムが悪かったね。打線の方も淡泊になっていたかなと。まあ、やり直しましょう。(柳田のホームランは)いつか出ると言ったじゃないですか。やり直しましょう」。早口で試合を振り返ると、足早に移動のバスへ乗り込んだ。

開幕カードで3連勝したロッテに敵地・千葉でスイープされた。開幕勝利を飾った先発大関の好投を期待したものの、テンポも悪く、2失点ながら4回で98球も費やした。5戦連続で先発投手が5回を投げきれなければ、白星も遠い。6回には嘉弥真が藤岡に中犠飛を献上。7回には津森が佐藤都に痛恨の3ランを被弾。ブルペン陣も連鎖反応のようにロッテ打線の餌食となった。

貯金6を抱えて仙台、東京、所沢、千葉へのロードに出たが、楽天、西武、ロッテと7試合を消化して1勝6敗。昨年7月12日のオリックス戦(ペイペイドーム)以来となる5連敗を喫し、藤本ホークス初のBクラス転落で福岡に戻る。

黄金週間を前に厳しい現実を突きつけられた格好だが、主砲柳田に待望の1発が飛び出したことは巻き返しに向けての光明でもある。貯金1にすり減らし4位になったとはいえ、まだ開幕から17試合。森ヘッドコーチは「まだ始まったばかりやないか」と言った。本拠地ペイペイドームではまだ無敗。そう悲観することはない。【佐竹英治】

ソフトバンク斎藤学投手コーチ(先発大関の投球に)「何とかしなければならない気持ちが強くて、ちょっと独りよがりのような投球になってしまっていた」