日本生命のルーキー山田健太内野手(22=立大)がソロ本塁打を含む3安打と爆発した。

「7番二塁」で先発。三菱重工Westのプロ注目右腕、竹田祐投手(23=明大)からまずは2回に左越え二塁打。4回には変化球をとらえて左翼越えに先制本塁打。6回も左前にはじき返した。サイクル安打がかかった8回の第4打席は空振り三振に倒れた。

チームが敗れて笑顔なし。とくに最後の三振は1死一、三塁のチャンスだっただけに「何とか犠牲フライをと思ったが技術不足でした。上のレベルにいくほど1打席の中で打てる球は限られる。1球でしとめられるようにしないと」と悔しそうだった。

大阪桐蔭では3年時に甲子園を春夏連覇。立大でも打力を武器に活躍したが、昨秋ドラフトで指名漏れした。2年後のドラフトに向けて社会人野球で再出発。好投手の竹田から3安打を放ち、実力を見せつけた。