通算2000三振の大台に達した西武中村剛也内野手(39)が、次の打席ですぐさまやり返した。

5点を追う5回2死三塁。前打席で節目の三振を喫した楽天藤平に2球で追い込まれるも、ファウルの後、悠然と3球を見送る。フルカウントから勝負にきた内角148キロに体をくるりと回し、左翼線上へ。大飛球が左翼ポール上部に当たり、反撃の6号2ランとなった。中村は打球がポールに直撃したのを確認し、ダイヤモンドを回り出した。

藤平には過去6打席の対戦があり、1本塁打2三振だった。この日、三振の数は増えたものの、本塁打の数もきっちりプラス。プロ通算460号となった。

◆メジャーでは 通算2000三振以上は7人で、最多はレジー・ジャクソンの2597三振。現役では今季限りでの引退を表明しているミゲル・カブレラ(タイガース)が唯一で、2042三振。

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