富士大(北東北大学野球)が中部大(愛知大学野球)に4-1で勝利。8強に駒を進めた。

継投が見事にはまった。先発・木下真吾(3年=日本文理)が3回をノーヒット投球。2番手の主将、吉山朝陽(4年=美里工)が6回に一発を浴びたものの4回を1安打1失点にまとめ、打線の奮起を待った。

すると6回、3番山内琉聖(3年=知念)のふらふらと上がった打球がラッキーな左前安打になると、続く4番渡辺悠斗(3年=堀越)が真ん中低め直球をはじき返し、右翼への適時二塁打で先制。その後、犠飛を加え2-0とした。8回にも2点を加え、4-1。同裏から登板したエース中岡大河(4年=広島商)が2回を1安打、3奪三振に抑え、試合を締めくくった。安田慎太郎監督(38)は「日本一を目指す中で『まずはふたつ勝とう』と言ってやってきた。選手がそれに応えてくれてうれしい」と振り返った。

今日8日の準々決勝では大商大(関西6大学)と4強入りをかけて対戦する。

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