「石ころ」ルールが適用される場面があった。

0-1の6回、鹿屋体大の守備。1死一、三塁で白鴎大・佐々木駿介内野手(4年=黒沢尻工)の打球は一塁線を襲った。一塁手のグラブの下をくぐり抜けた打球は長打コースと思われたが、後方にいた一塁塁審の体に当たって、内野のフェアグラウンドに戻った。打者は二塁に進めず、記録は単打になった。

規則では野手を通過した打球が塁審に当たると、審判は「石ころ」と同じあつかいでインプレー。塁審が内野手の前方にポジションをとっている際、野手より先に打球に当たるとボールデッドになり、打者の記録は安打になる。