富士大(北東北)が青学大(東都)に2-5で競り負け、準優勝した09年以来14年ぶりの決勝進出を逃した。先発・中岡大河投手(4年=広島商)が2回1/3を5安打4失点と打ち込まれてKO。その後を託されたリリーフ2投手は1失点と踏ん張った。しかし、打撃陣は相手を上回る11安打を放つも、あと1本が出なかった。

0-1の初回2死2塁、4番渡辺悠斗内野手(3年=堀越)がカウント1-1から150キロ直球を中前に運んで同点打を決めた。しかし、2回、2死から長短3連打を浴びて2点を勝ち越される。3点を追う3回には先頭の1番麦谷祐介外野手(3年=大崎中央)が初球の144キロ直球を流し打ち。左翼席に反撃のソロ本塁打を突き刺した。その後は5、6、7、9回と得点圏に走者を進めたが、ホームが遠かった。