阪神湯浅京己投手(23)がヒヤヒヤながらも復活セーブを挙げた。

1点リードの9回に登板。無失点で今季8セーブ目を挙げた。

2死走者なしからマルティネスに四球を出すと、続く打率0割8分9厘のハンソンに詰まりながらも中前へ運ばれ、一、三塁のピンチを作った。「ここ2回やられている中で、また行かせてもらえることに感謝して、絶対にゼロに抑えようと」。嫌なムードの中、強い気持ちで最後は奈良間を投ゴロに仕留めた。

8日の敵地楽天戦で9回に逆転サヨナラ3ランを被弾し、今季初黒星を喫した。3日ロッテ戦でも9回に3点リードを追いつかれるなど、2回連続でセーブシチュエーションで失敗し、岡田監督は配置転換をにおわせていた。それでも指揮官は「(登板が)2日空いたし、投げささんとしょうがないやん。2人に任すしかないやんか」と説明。8回は岩崎、9回は湯浅と、開幕時の勝ちパターンと同じ流れで2人をマウンドに送り出した。

湯浅は登板のなかった2日間、試合前にブルペン入りしていた。この日も平地でブルペン捕手を座らせて投球。異例の投げ込みで修正を重ねた。「バランスとか、ブルペンでも崩れているところがたくさんあったので」。この日も四球を出した。まだまだ本来の姿ではないが「それでもしっかりゼロで帰ってこられたのは、自分の中でも何かのきっかけになる」。自信と信頼を取り戻すセーブにしたい。【石橋隆雄】

 

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