巨人中田翔内野手(34)が2安打1打点でプロ通算1500安打の大台に乗せた。3回2死二塁の左前適時打で王手をかけると、7回1死、西武ティノコから二塁強襲の内野安打で決めた。プロ2年目の09年5月のプロ初出場初安打から14年で到達。岡本和真内野手(26)は16号決勝ソロを含む2安打2打点で打線をけん引した。主砲が3試合連続&今季交流戦6度目の決勝打をマーク。強打で圧倒して4連勝、首位タイを守った。

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電光石火のごとく、中田翔が節目の大台にたどり着いた。7回1死、強振した打球が二塁強襲の内野安打で、通算1500安打に到達。愛弟子の秋広から手渡された記念プレートを、涼しい顔で東京ドームの天井目がけて、高々と掲げた。3回には2死二塁で左前適時打を放ち王手をかけ、この試合2安打で一気に大台に乗せた。「1500安打は通過点として、これからも積み上げていけるように頑張ります」と、その心中はいたって冷静だった。

また1つ称号がコレクションに加わった。自宅の趣味部屋にはナイキのレアスニーカーに加え、ペットのイグアナやトカゲなど「中田翔と愉快な仲間たち」がズラリ。ジャイアンツ球場では外野スタンドの茂みでエサ用のカナヘビを自ら捕獲する。4月に兵庫県内で、ペットのイグアナが逃走したニュースを耳にした際には「もう、絶対に見つからないよ。アイツらは暗いところに隠れるから。絶対無理」と熟知するその習性をズバリ語っていたが、その後捕獲が確認。予想こそ外したが、事なきを得た。

プロ初安打も、この交流戦からだった。日本ハムでのプロ2年目、09年5月23日ヤクルト戦(札幌ドーム)で初出場初安打から始まった。この14年で、獲得したタイトルは、3度の打点王に、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を5度ずつ受賞。5月4日に右太もも裏肉離れで離脱するも交流戦直前、完治を前に主軸として戦線に戻ってきた。いまだ獲得していないのが、交流戦優勝であり、巨人での日本一。球界屈指のコレクターが、バット1本でつかみにいく。【栗田成芳】

▼通算1500安打=中田翔(巨人) 14日の西武2回戦(東京ドーム)の7回、ティノコから二安打で達成。プロ野球134人目。初安打は日本ハム時代の09年5月23日のヤクルト2回戦(札幌ドーム)でバレットから。

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