巨人梶谷があま~いウオーターシャワーを全身で浴びた。
同点の延長10回1死一、二塁。坂本が申告敬遠されたが胸中は冷静だった。「敬遠は100%だと思っていた」と西武平井の配球に全神経をそそいだ。外角フォークを捉えて前進守備の左中間を真っ二つ。自身5度目、移籍後は初のサヨナラ打に、ナインから手荒い祝福を受け「シャワーくらいでしか水を浴びてないので…甘いポカリをかけられました」とサヨナラ勝利を味わった。
原監督と交わした契りがある。交流戦前は先発での出番に恵まれず、5月はスタメン4試合。ベンチスタートが続く日々の中、指揮官から「俺も我慢するから、カジも頑張れ」と言われた。「これはもう期待に応えるしかないなと。来たなと」と直近2カードは20打数9安打で打率4割5分。辛抱強い起用に奮起した。
度重なる負傷でDeNAからFA移籍1年目は61試合、昨季は出場機会がなかった。「ジャイアンツファンになんとか認めてもらえるように。結果出すしか方法はないと思う。梶谷に回ってきたらいいなと思える選手になれるように、数字を出すしかない」。甘いサヨナラの記憶を胸にしまい、結果を出し続ける。【小早川宗一郎】



