阪神が今季7度目の完封負けで、交流戦4カード連続負け越しとなった。2位DeNAに2ゲーム差と迫られた。
交流戦は7勝10敗1分けの借金3でフィニッシュした。
試合後の岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-先に点を取れたら展開も違っていた
「そんなん展開的にもなあ」
-足を絡めてというのは想定通り
「いやいや、今日は走れると思ったからなあ。うん」
-4回、先頭の前川が二塁打を打った後、続かなかった。あそこは痛かった
「そら痛いよ。全部ボール球やもんな、3つ、三振はなあ」
-才木は球数が多くなってしまった
「もう、いっぱいいっぱいと言いよった。自分で。そらもう、打順回ってくるところやったからなあ。どないしょうかなと思ったけど。あと1回(投げてほしい)と思ったけど、もう余力がなかったよ」
-才木がしのいだ後に流れがくるかなと
「まあなあ。ずうっとしのいで、しのいでやからな。球数もなあ。(カウントが)3-2ばっかりになってたからな。結局は。そらもう、5回100(球)くらい、いくんちゃうかと思ったら、やっぱり100いっとったしな。その間に1点でも取ってたらな。全然そら展開変わってたけどな」
-リリーフは誰かが止めてほしかった。
「いやいや。そりぁ、現状よ。昨日、おとといと勝ちゲームというか、勝ちゲーム的な感じで、リリーフいっとったけど、現状のピッチャーの力やないか。あんなもん」
-交流戦は日程もきつかった。
「そらもう、しゃあないわな。雨とかはな」
-まずは回復を
「まあ、そうやけどなあ、4日間あるから。でもこれ流れ的になあ、それお前、5月出来過ぎの分がちょうどこれ、何かこうなあ、そんなうまくいかんねんから野球て。ちょうどその反動が交流戦に入って、よう、俺は借金3つでよういったと思うよ、はっきり言うて。もっと負けてるよ、普通やったら。しのいで、しのいでな、おーん。そら、今のリリーフも調子悪いもんおるからなあ、そら9回に3回やられたんかなあ。でもそう考えて、(借金)3つじゃあもう御の字よ、今のチーム状況からいったら」
-今の時期にあった方が
「おん、だから初戦取った時点で、ある程度はな、これは何とかしのいだなとは思ってたけどな」
-これから4日間休んで、次は同一リーグのDeNA。交流戦でDeNAは調子を上げている
「まあ相手は、今は相手は関係ない、そんなの。だけど、調子がいいとか言っとると、またお前、ドーンと来るで、そんなもん。長いシーズン」
-勝ち過ぎてもしんどいと言っていたが、うみが出たというか
「うん。まあ、そやな。おお。今、誰が調子いい言うたら、別に、はっきり言って誰もいないような現状やからな。何とかしのいで、しのいでな、ゲームつくって、昨日まではな、ゲームつくって、な。勝てるゲームはな、確実に勝った、その証やと思うよ。(借金)3つで済んだいうのはね。そら9回にやられたけど、そらお前、調子の悪いピッチャーやから、やられただけであって。みんな普通の調子やったらやられてないかもしれんしな」
-そんな中、前川という新しい戦力が
「新しいって、2年目やからな(笑い)」
-これからも戦力には十分になる
「そら、なるなる。だから交流戦からな、まあ予定通り。肩のケガとかもあったからなあ。それは予定通りよ、ある程度バッティングはいけるというな」
-DHのないリーグ戦でも
「いやいや、もう守りもな。全然守ったし、それも全然心配してない。もう、まず右ピッチャーの時はな。どんどん使うよ、それはね。使うって、今一番打ってるやんか」
-きょうもよかった
「前川だけや、タイミング合うてたの。まあミエセスも合うてたけどな」
-150キロ後半をあそこまで飛ばすのは
「いやいや、そら力あるからやろうなあ。真っすぐを打てんやつは1軍では無理よ、うーん。打てるということは、ボール球振らんと見極めできてるということやからな、結局は。だから自分のポイントで打てるからボール球を見切れるということやから。速い球に1・2・3でいくからボール球振ってしまうわけやから。そんなんはバッティングの基本的なことやんか」