ソフトバンクの連勝が4でストップした。オリックス山崎福のチェンジアップに苦戦し、8回まで無得点。首位攻防戦3連勝は逃し、首位はキープしたが、2位ロッテとは0・5差、勝率差で3位のオリックスとは0差という大混戦だ。

藤本監督は「山崎が良かった。なかなかあのチェンジアップを多投されたら…。今までは真っすぐ、スライダー、カット(が中心)だったのが、チェンジアップがすごく増えていたからね。それに対応できなかった」と敗戦を受け止めた。

最終回に一矢は報いた。主砲柳田が10号2ランを放ち、通算250本塁打まであと2本に迫った。4点差の9回2死一塁で、オリックス山崎福から右翼席へ1発。「打ったのはチェンジアップ。グーッとためて、ヘッドが立って打つことができました。2点返すことができて良かったです」。4年連続の2桁本塁打で、今季7度目の完封負けは阻止した。

○…先発の板東湧梧投手は4回1/3を4安打3失点で今季初黒星を喫した。3回まではパーフェクト投球も、4回に四球が絡んで失点。2死満塁で杉本に決勝の2点適時打を献上した。右腕は「ランナーを出してからリズムの悪い投球になってしまった。点の取られ方としては最悪だった」と猛省。藤本監督も「やっぱりフォアボール。ああいうところを直していかないと」と、手厳しかった。

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