オリックス山下舜平大投手が粘りの6回無失点で単独トップに立つ7勝目を挙げた。

「全体的にずっとしんどかったです。バランスも全然良くなかったし、直球も全然走らなくて、カーブの制球力も悪かった。苦しかったです」。初回にいきなり1死満塁。福田と岡を150キロ台中盤の速球で凡飛に打ち取り、流れは作った。「毎回毎回、状態がいいわけではない。こういう日もあるんだな、と思って投げていました。0点だったので次につながるかなと思います」と、うなずいた。

交流戦ブレークを使って、久しぶりの中10日登板だった。この間、休養と並行してトレーニングは欠かさず体に負荷をかけた。「できる時にやっておかないと、きついので」。6回を5安打無失点、奪った三振は5。苦しみながら残した数字が20歳の成長と、能力の高さを表していた。

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