19日に開催される「マイナビオールスターゲーム2023」第1戦(午後6時半開始、バンテリンドーム)の予告先発が18日に発表され、パ・リーグはファン投票1位で選出されたロッテの最速165キロ右腕・佐々木朗希投手(21)に決まった。

2年連続2度目出場の佐々木朗は、本拠地ZOZOマリンでストレッチやランニングなど約2時間の前日調整を行った。「たくさんの方に投票をいただいて楽しみにしていただく中での登板となりますので、良いコンディションで当日を迎えて期待に応えられるようなピッチングをしたいと思っています」。

昨年のオールスターは第2戦(松山)に先発登板し、1回3安打1失点。全23球中21球が直球で最速は162キロだった。「良い打者ばかりですし、去年はオールスターゲームで失点をしてしまっているので、今年はしっかりと抑えられるように、打者の方々といい勝負が出来るように、そして皆様に楽しんでもらえるように、頑張ります」と意気込んだ。

オールスターの最速記録は21年に巨人ビエイラが記録した163キロ。日本人では14年の日本ハム大谷翔平(現エンゼルス)と昨年の佐々木朗が162キロをマークしている。

セ・リーグもファン投票1位選出となった阪神村上頌樹投手(25)が先発する。

◆佐々木朗希の昨季球宴 ファン投票の先発投手部門、選手間投票の投手部門で各1位となり初出場。松山での第2戦でロッテ松川と先発バッテリーを組み、打者6人に対して巨人ウォーカー、ヤクルト山田、同村上に単打を許し、阪神佐藤輝の左犠飛で1失点。ウォーカーに投げた最速162キロは、日本ハム時代の大谷が14年に出した球宴の日本人最速に並んだ。球宴最速は21年に巨人ビエイラがマークした163キロ。