落合博満氏と中畑清氏が23日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。19日、20日に行われたオールスター戦で全セのDeNAトレバー・バウアー投手(32)が全球種予告勝負をしたことなどを振り返った。
落合氏は「球種を分かってて打つのは難しい。簡単そうに見えるが、結構難しい。万波のホームランは素晴らしい」と語った。
また、全セ先発の広島九里亜蓮(31)が、全パ1番のオリックス杉本裕太郎外野手(32)への初球の投球で乱闘騒ぎ?となった事について、中畑氏は「いや~、あれはいい。杉本の演技力にあっぱれ! あげたいですね。打ち合わせしたにかかわらず、あそこまで本物の雰囲気をつくるのは、なかなか難しい。雰囲気出てましたよね。あれ、どれだけお客さんが喜ぶか考えているんでね。私は現役時代はやってました。バウアーの気持ちも分かります。1回しか出れないオールスターぐらいの覚悟、いろんな印象を与えていこうと、自分の存在感をアピールしたかったんじゃないかなと」と話した。
落合氏は「私は(試合は)真剣でしたね。でもあそこまでやる必要はない」と話すと、中畑氏は「真剣は真剣ですよ。なんで? 私は長嶋さんに言われましたもんね。お客様は神様ですと」と語ると、落合氏は「でも我々は、いかにしてお客様に素晴らしいプレーを見せるかが、選手の役目だと思っていたので」と話した。
バウアーは20日のマイナビオールスターゲーム2023第2戦で4回から登板。球宴前に打者に全球種を伝えた上での奪三振を宣言していたが、いきなり先頭の万波に1発を浴びた。それでも全24球を投げ1回3安打2失点。三振は奪えなかったが、両軍とファンを驚かせた。初回には九里の投げた初球が杉本の背中への大暴投。怒った? 杉本がマウンドへ駆け寄ると、九里もマウンドから降りてきて応戦…かと思いきや、がっちりハグ。2人の名演技にスタンドは驚きと笑いに包まれた。



