阪神が延長11回に3点を奪い、今季3度目の6連勝を決めた。「伝統の一戦」に連勝し、今季巨人の自力優勝の可能性を消滅させた。これで5カード連続勝ち越し。貯金を今季最多の「20」とした。試合後の岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

(テレビ)

-延長戦を制した

「変なゲーム言うたら、おかしいですけど。すんなりいってたらよかったですけど。9回でね」

ー8回にチームを救ったのは中野のホームランでした

「やっぱり嫌な流れでね、エラーからの失点だったんで。まあ、だから、ここの球場はね、(中野が)一番ホームランの可能性がね、ない選手だったかもわからないけど、ほんとに千金のホームランだったですね」

-梅野、木浪と下位打線の2人が勝負強さをみせた

「調子あがってきているんで。梅野もね。まあ、だからチャンスのときに結構、いい打点をあげているというかね。うん。なかなか、いい仕事をしてますよ。下位打線がね」

-先発ビーズリーが5回無失点と好投

「中5日でね、子どもとか生まれて病院とか行って、月曜日来る予定がちょっと退院とかで遅れたんだけど。今日はもう3回でいいと思って、3回で桐敷に替えようと思ってたんだけど。まさか5回まであんなピッチングすると思ってなかったんで。でも、今度ちょっと1回間隔開けますけど、当然、戦力として、ローテーションのピッチャーとして力あると思いますね」

-明日(10日)の巨人先発は戸郷

「いやいや、こっちも才木なんでね。才木久しぶりなんでね。いい投手戦になるんじゃないですか」

(囲み)

-嫌な流れからはね返した

「中野のホームラン大きかったなあ。まあ、1点やったら何とかやりそうやったけどな、まあでも嫌な点のな。まあ、こっちもピッチャー、あっこから用意してなかった。もう桐敷最後まで行かす予定やったからな、4イニング、他のピッチャー使わんと、2人で今日は行く予定やったけどな」 -島田は声の連係か。

「何? 声の連係て」

-落球は、イージーミスというか

「いや、イージーミスてお前、そら、その連係なってなかったんやろ? 久しぶりで。もうそれだけのことやろ? 別にええやんか(笑)。勝ったんやから、お前。そんな何も責める何もないわ、そんなもん」

-連勝中はミスがあっても誰かがカバーしている

「まあ、外野のな声というか、そんなんで、そら声出しのな、あれ(失策)になったんだとは思うけど、そんなんは別にお前、『どうやった? 』って聞くような問題じゃないやん。あんなん当事者が一番分かってるから別にええやん。こっちが言う必要ないよ」

-同点以降もリリーフ陣が踏ん張った

「そうやな。やっぱりケラーがちょっと使えるから、それが大きいわな。ほかがいない中でな、おーん」

-今日もケラーはクリーンアップの打順で

「そうやなあ。ちょうどええとこやったしな。言うてた通りやったからな(笑い)」

-中野は初回はバント失敗で送れず

「バントなあ。バント、あんまうまないよな。あんまりさせてないから、うまなれへんかもわからんけど」

-それでも、8回にホームランで

「まあ、それはバント失敗よりもホームランの方が価値あると思うよ。試合の流れから言うて、一番、価値あるホームランよ。今日はなあ。追いついたいうのがな。まあ、後ろのな、ブルペン陣やったら、何となくいけそうな感じはしたからな、そらな」

-最後は木浪がだめ押し

「おん、打っただけやんか」