広島の投壊が止まらない。試合前時点で防御率1・70だった先発の床田寛樹投手(28)が1回、いきなり打者11人の猛攻を食らい、被安打7で6失点。二塁手・菊池の失策も絡み、ヤクルト4番村上に先制の2点二塁打、5番サンタナには3ラン、1番塩見に適時打を浴びた。

3連敗中のチームは先発投手の炎上が続いている。6日巨人戦は大瀬良が3回までに3失点。8日ヤクルト戦は九里が3回までに4失点、9日同戦は森が3回までに8失点。投手陣は3試合で計29失点だったが、この日は頼りの左腕までも早々に大炎上した。首位阪神の背中が徐々に遠のく中、苦戦が続く。

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