ヤクルト村上宗隆内野手が22号3ランを放ち、今季初の3戦連発となった。9点リードの7回2死一、二塁、広島戸根の外角直球を泳ぎながらも右手1本でミートさせ、打球は広島ファンで真っ赤に染まる左翼席へ吸い込まれていった。

2ナッシングと追い込まれてからファウル3つで粘り、カウント2-2から放った1発に「強引に打ちにいかず、うまく打つことが出来ました」と納得した。56本塁打を放ち3冠王となった昨季は3戦連発が3度あったが、22年8月26~28日のDeNA戦(横浜)以来となった。

初回には無死満塁から右翼線へ先制&決勝打となる2点適時二塁打。3連戦で9打点を挙げたがお立ち台では「昨日は北村くんが1日で6打点も挙げたので、まあ(自己採点は)30点ぐらいです」とおどけた。

チームは今季最多の18安打で4連勝。今季4度目の同一カード3連勝と勢いに乗り、11日からの首位阪神戦に乗り込む。

▽ヤクルト塩見(4安打猛打賞2打点に)「1番でしっかり出塁して、上位打線に持って行くのが一番の仕事。それができたので良かった」

▽ヤクルト・ピーターズ(7回1失点で5勝目)「正直言うと状態は良くなかったが、中村選手の良いリードのおかげ」

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