プロ初スタメンの巨人ドラフト1位の浅野翔吾外野手(18)が、プロ5打席目で初安打を放った。

両軍無得点の5回1死一塁、DeNA東の2球目、内角145キロ直球にフルスイングした。打球はどん詰まりながらも左前に落ちるポテンヒットでチャンスを拡大。「素直にうれしいです。詰まったのでどうかなと思いましたけど、落ちてくれて良かったです。これからもチームのために、ヒットを積み上げていけるように頑張ります」とかみしめた。

場内は大盛り上がりで、初安打の記念ボールは大久保打撃チーフコーチから原監督、同期入団の門脇へとリレーされて、大事に確保された。

続く横川もセーフティーバントを決めて1死満塁とし、長野の右犠飛で先制点に貢献した。浅野は「8番右翼」でプロ初先発に名を連ねると、第1打席は初球を引っかけて三ゴロに倒れていた。

7月8日DeNA戦(東京ドーム)に代打でデビューするも、2打席2三振。同12日広島戦(東京ドーム)では代走、15日ヤクルト戦(神宮)では再び代打で出場するも、3試合で3打席3三振だった。

 

 

【第1打席】対DeNA東・3回先頭

◆初球129キロチェンジアップを引っかけて三ゴロ

【第2打席】対DeNA東・5回1死一塁

◆<1>145キロ内角直球 見逃しストライク

<2>145キロ内角直球 左前打