阪神に優勝マジック29が初点灯した。その裏で、佐藤輝明内野手(24)が後半戦初の欠場となった。ベンチスタートから最後まで出番がなかった。

試合前には室内で控え組の打撃練習に加わり、グラウンドではノック→フリー打撃→ノックと守備練習をおかわりした。前日15日の広島戦は今季12個目の失策に8回の好機で空振り三振に終わっていた。試合前には「打てなかったんで、打てるように頑張るだけです」と話し、前を向いていたが出番はなかった。

小野寺をプロ初の三塁で起用した岡田監督は「いやもう、昨日お前、帰って決めとったよ、そんなもん。そんなんもう昨日の夜からの話で」と説明。「(15日に)負けたから代えやすかったよ。勝ってるとあんま、代えづらいけどな、ずっと勝ってたから。昨日の負けが良かったよ」と指揮官。「そんなん試合出られへんようなるよ、そら。あんなことしてたらなあ。今日も最後なあ、小野寺のとこ行くつもりやったけど、やっぱ回ってけえへんわな。そういうことやろ?」と話した。

▽阪神小野寺(プロ初の三塁でスタメン。糸原から以前にもらったグラブを使用)「昨日、サードの練習もしとけと言われて。今日来てからサードでスタメンっていうことは知りました。(3番で5打数無安打に)どこを守っても結果を出さないといけないと思う。5打席あって結果出せなかったのは悔しいです」

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