阪神岡田彰布監督(65)が、最終回にリクエスト判定を巡って審判団に抗議した。

1点を追う9回、1死から佐藤輝が安打で出塁すると、代走熊谷を送った。代打糸原の4球目、熊谷が二盗を仕掛ける。DeNA捕手山本からの送球はワンバウンドし、遊撃京田のグラブに。京田は二塁ベースに入った流れで左足でベースをブロックし、熊谷のベースタッチを防ぐような形になった。

いったんは盗塁成功と判定されたが、DeNA三浦監督がリクエスト。その結果を、敷田責任審判(三塁塁審)が場内に説明。「セカンドベースのところで、走者と野手が接触していますが、妨害とはいたしません。よってアウトです」とアナウンスした。

岡田監督はベンチを飛び出し、審判に説明を求めた。熊谷も厳しい表情で近寄った。スタンドからはブーイング。「審判やめろ」のヤジや岡田コールも起こった。岡田監督は約5分間抗議したが、最後は審判から遅延行為になるとの指摘を受けたため引き下がった。試合後は「しゃべることないわ」と、納得できない様子だった。

敷田責任審判によると、「岡田監督はアナウンスが聞こえなかったため説明を求めた」という。妨害する形になったのは故意ではなく、目いっぱいのプレーなための偶然と判断したなどと説明。岡田監督は納得せず、故意かどうかにかかわらず妨害じゃないかと指摘したという。

1死二塁が2死走者なしとなり、2死から糸原が出塁したものの、最後は木浪が凡退。阪神にとって8月初の連敗は後味の悪いものになった。ただ、2位広島が巨人に敗れたため、優勝マジックは1つ減って28となった。