リーグ連覇を成し遂げた昨季、中継ぎながらチーム最多タイの9勝を挙げたヤクルト木沢尚文投手(25)が23日、107年ぶりに夏の甲子園を制覇した母校慶応ナインを祝福した。
以下、東京ドームで取材に応じた一問一答。【三須一紀】
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-107年ぶりの全国制覇について
「上田誠前監督、森林監督と両方の監督を経験させていただいて、エンジョイベースボールというものを僕らも信念としてあったんですけど、このように勝ち進むことで高校野球のあり方や幅をもっと増やすというきっかけになった大会だったと思う。本当にそれを勝って証明してくれたなと思います」
-今年のチームの印象は
「3人のピッチャーが継投でつないでましたけど、誰が投げても試合をつくれるピッチャー陣でしたし、打線も切れ目がなくて僕らが現役時代とは全くレベルが違う、戦力が整ったチームだなと見ていました」
-母校が全国優勝。どのような気持ちか
「もちろん僕たちも慶応を日本一にという夢をずっと持ってやっていたので、僕らがやってきたことが間違いじゃなかったということを、彼らが全国の舞台で証明してくれたことを誇りに思います」
-やってきたこととは「エンジョイ」ということか
「『エンジョイ』というのをなかなか解釈をはき違えて捉えられることも多かったですし、本人たちもいろいろ言われてきた中で戦ってきた大会だったと思うんですけど、それを乗り越えて最後まで慶応の野球を貫いてくれたなと思います」
「やっぱり伝統としてつないできたものと、その中で1つ1つ、かみ砕いて新しくしてきたものとあると思うんですけど、あらためて時代が変わっていく中で、部活動や高校野球というものを考え直すきっかけをつくってくれたことを誇りに思います」
-チームには何を差し入れたか
「Tシャツとバッティンググローブとサプリメントを大会前に贈りました」
-お祝いはどうするか
「それはこれから考えます。甲子園で優勝したことがないので何をすればいいのか分からない。終わってから考えます」



