ソフトバンク中村晃外野手(33)が決勝3ランを含む4安打4打点の活躍で連敗を2で止め、2位ロッテとのゲーム差を「2・5」に縮めた。0-1の4回2死二、三塁で約2カ月ぶりの4号3ラン。今季はロッテにカード別最高の打率3割7分1厘。直接対決を7試合残すだけに“カモメキラー”が2位浮上のキーマンになりそうだ。
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中村晃が目覚めた。6月2日広島戦、7月2日西武戦に続き、今季3度目の1試合4安打。決勝3ランを含む4打点の大当たりだ。四球も選んで全打席出塁した。「最近は思うような結果が出てなかったので良かった。ここから最後まで打てるように頑張りたい」。打撃職人がチームの連敗を止めた。
雰囲気を変えた。1点の先制を許した直後の4回2死二、三塁で右翼席に逆転3ランを運んだ。ロッテ中森の3球目、147キロをすくい上げた。「風もあったと思いますが、3点入ったので良かった」。6月13日のヤクルト戦以来、約2カ月ぶりの4号。「変えた部分もありますし、変えないようにした部分もある。タイミングの取り方とか。苦しみましたけど前向きにやることはできていた。こういう風に打てる日を信じてやってました」。試行錯誤を繰り返し、決勝アーチを放った。
何より頼もしいのは、2位を争うロッテがお得意さまということだ。打率3割7分1厘はカード別で断トツ。昨季も同3割8分を記録するなど好相性を誇った。「どのチームも一緒です。勝たないといけないので。ロッテだからとかは全然ないです」。本人はデータを気にしていないが、2位ロッテと直接対決を7試合残すだけに33歳のベテランがキーマンになりそうだ。
一時は不調だっただけに、藤本博史監督(59)も「息を吹き返してくれましたよね。タイミング。上体がピッチャーの方にいかなくなったね」とうなずいた。ヒーローインタビューで中村晃は言った。「簡単にはいかない試合だった。ロッテさんも強いので、何とか集中して勝っていきたい。明日勝って2勝1敗でいけるように頑張ります」。これでロッテと2・5ゲーム差に接近。安打製造機の復活は大きい。【只松憲】



