阪神大竹耕太郎投手(28)がDeNAバウアーとのマッチアップで勝利を誓った。兵庫・西宮市の甲子園で投手指名練習に参加。30日DeNA戦でバウアーとの対決に決意をにじませた。
「いい投手なので、先に崩れないように。最少失点でという意識は持っていきたいです」
今季2度目の対決。前回登板の7月12日同戦では5回4失点で降板。バウアーも7回1/3 4失点でマウンドを降り、互いに勝ち負けがつかなかった。
サイ・ヤング賞右腕とは、球宴の練習でキャッチボールをした関係。その時、変化球の握り方など、野球討論をした“師匠”だ。教えてもらったスライダーについては「(実際に)投げてみたけれど、難しかったです」と笑うが、今でもYouTubeで投球スタイル、プライベートまで幅広く発信する右腕の動画を見て学んでいる。
最新の「負のスパイラルから抜け出す方法」という動画も視聴済み。投手が不調に陥る原因を4つの要素で区分し、分析。脱却する術を細かく、丁寧に言語化されている内容だ。背番号49は「全然有料でも見られます」と夢中。大竹も調整時に、1本げたを履いてトレーニングなど幅広い調整法で登板に臨んでいる。バウアー理論も取り入れ、好投を維持の参考にしていく様子だ。
このカードで2連勝を飾ると、球団新記録となる月間20勝に到達する。自身もプロ初の2桁勝利に王手をかけているが、「どの試合も大事。任せられた試合は、常に頑張っていきたい。やるべきことは変わらない気持ちです」。今季甲子園で10戦4勝負けなしと相性のいい左腕が、8月最後の試合を記録星で締める。【三宅ひとみ】



