得意の球場で流れ変えまっせ! 阪神佐藤輝明内野手(24)が、神宮での豪快なアーチでチームに勝利をもたらすことを誓った。8月31日、甲子園で指名練習に参加。フリー打撃で快音を響かせ、9月1日から始まるヤクルト3連戦に備えた。球団史上初となる新人から3年連続20本塁打まで残り5本と射程圏内。個人記録達成とともに、勝利への貪欲な思いを口にした。
「(20発は)自分の記録的にもそうですし、ホームランっていうのは流れを変える、チームを勝たせるバッティングなので、それができるように頑張ります」
胸を張って敵地に乗り込む。神宮はセ・リーグの本拠地別で今季最高打率の3割6分7厘を誇り、4月29日には1試合2発を記録。打点も最多29打点の甲子園に次ぐ11打点をマークしている。「いいイメージなんじゃないですか」。1日の相手先発は身長195センチの長身で、最速154キロ右腕の新外国人ロドリゲス。初対戦で「速いピッチャーはどんどん振っていくのが大事かな」と積極スイングを仕掛ける構えだ。
現在自己最長にあと1試合と迫る10試合連続安打を記録中。好調をキープし、「自信を持って打席に立っています」。要因については「打ち方がいい方向に行っているんじゃないですか」と分析する。岡田監督は「佐藤(輝)ももうちょっと確実性があったらええけどな」と話しつつ「まあ曲がりなりにもな、精いっぱいやっとると思うから」と取り組みを評価した。
過去2年は苦手としてきた8月を打率3割ジャストで締めくくり、勢いそのままに勝負の9月へと向かう。「最後まで大事な時期になってくると思うので、変わらず1打席1打席頑張っていきたい」。背番号8が一撃で、チームを再び上昇気流に乗せてみせる。【古財稜明】



