9月1日のヤクルト戦に先発する阪神村上頌樹投手(25)が、「無敵の神宮」でチーム4連敗を阻止する。今季、敵地神宮では2戦2勝。14イニングで2失点、防御率1・29と得意舞台だ。好相性にも「いつも通り投げられたら」と平常心を強調。「(打線の)中心だと思う」と警戒する同姓の4番村上には今季、12打数2安打と仕事をさせていない。「村上の前に走者を出さないように」と、今回も打線の流れを切る意識を徹底する。
数日前には刺激を受ける出来事もあった。東洋大の同級生でもある男子マラソンの西山和弥(トヨタ自動車)が、ブダペストで世界選手権に出場。2時間17分41秒の42位にとどまったが、2度目のマラソン挑戦で激走を見せた。レース後、右腕は自身のインスタグラムのストーリーズに「西山お疲れ様!」と投稿。大学の卒業式でツーショットも撮影した友人をねぎらっていた。
直接「お疲れ!」などとメッセージを送ると「頑張れ!」とエールをもらったという。「学部、ゼミが一緒で仲良くしていた」と学生時代を懐かしみ「世界で戦っているのを見て、すごいと思いました」と続けた。愛知を拠点とする西山は野球好きで、バンテリンドームで声援を送ってくれたこともある。同じアスリートとして、今度は村上が躍動する姿を見せる番だ。
「先発をする以上、完投が理想。リリーフの方を休ませられるようにしたい」。目標の規定投球回到達まで、あと24イニング。防御率1・89はリーグトップで、タイトル争いの先頭を走る。村上が連敗ストッパーとなり、虎を再び加速させる。【中野椋】



