巨人がCSを争う3位DeNAとの勝負の3連戦で連敗を喫した。ミス連発でカード負け越しが決まり、4ゲーム差まで広がった。

先発横川が1回からDeNA打線に捕まった。先頭関根に左前打を浴び、無死一塁でけん制で挟殺プレーに持ち込むも、二塁・門脇が捕球ミスしてアウトをとれず。そこから桑原、佐野、宮崎に適時打を浴びて3点を献上。横川は1回5安打3失点で降板した。

ミス絡みの失点は続く。2回先頭、関根の平凡なゴロを一塁・秋広が後逸。先頭打者の出塁を許すと、2死一、二塁から宮崎の適時打で追加点を許した。3回、5回には先頭打者に四球を与えるもなんとか無失点で踏ん張ったが、終盤に決壊した。4番手高梨が関根からソロを浴びると、2死一塁で代わったばかりのビーディが初球を宮崎に捉えられた。左翼席へ2ランを打たれて、点差を広げられた。

7回には6番手三上が古巣・横浜の凱旋(がいせん)登板も佐野、牧の連続タイムリーなどで一挙5失点。8点差の8回は、ブルペンにはバルドナードと中川しか残っておらず、内野手の北村拓がマウンドへ。20年の増田大以来となる野手登板だったが、1死から山本にソロを浴びて1回1失点だった。今季6度目の2ケタ失点となる大量13失点で屈辱の大敗を喫した。

痛恨の連敗でCS圏内の3位DeNAとは4ゲーム差に遠のいた。3位とのゲーム差は4月21日に並んで今季最大となった。

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