阪神のマジックが10から7に減った。

セ・リーグでは、2チームが勝率で並んだ場合は(1)勝利数(2)当該球団間の対戦成績(3)交流戦を除いたリーグ内勝率の順で順位を決める。この日で阪神は広島戦に12勝7敗1分けとなり、広島戦の勝率5割以上が決定。交流戦は広島が9勝9敗、阪神が7勝10敗1分けで、両チームが並んだ場合のリーグ内勝率は阪神が必ず上回る。よって、阪神は広島と勝率、勝利数が同じでも優勝が決まるため、マジックが前日から3減った。

1日でマジックが3減ったのは20年9月16日の巨人以来になる。巨人はM対象だった阪神戦の負け越しがなくなったため、15日の38から35に減った。13年9月11日には楽天がM対象のロッテ戦の勝ち越しを決め、18から15に減っている。これらは規則によって減った例だが、引き分け数に差がある場合も3減ることがある。93年9月29日に西武のマジックが9から6、84年9月22日には阪急のマジックが4から1に減った。